nijiken

ロックバンドRainbowを研究するブログとしてスタートしましたが、幅広い話題を取り上げたいと考え、ブログタイトルを変更しました。

コラム

リフマスターとしてのリッチー・ブラックモアを考察する

ロック界のリフマスターとしては、やはりジミー・ペイジの名前が出てくるでしょうが、リッチー・ブラックモアも負けず劣らずのリフマスターです。ジミー・ペイジのリフは音楽的な幅が広いのが特徴で、その圧倒的レパートリーには圧倒されます。かなり細部ま…

ディープ・パープルの幕引きに際して

ニューアルバム発売を6月に控えたディープ・パープル、イアン・ギランは「最後の幕引きくらいはきっちり」と語っているそうなので、これが本当のラストアルバムとなり、その後ラストツアーを行う運びなのかもしれません。(前作発表時も最後のツアーを匂わせ…

ロックもオンラインで

現在ライブハウスがピンチです。 3密の典型例として挙げられる空間で今まで通りライブが開催できるはずもなく、次々とイベントが中止になっています。 ライブハウスのみならずスタジオでの練習も不可能であり、このままではアマチュアバンドとそれに関わる場…

レインボーを聴こうとして間違って出てきた楽曲(その3)

メジャーどころの楽曲になってしまいますが… Demi Lovato - Stone Cold (Official Video) デミ・ロヴァートは言うまでもない大スターなので取り上げるを躊躇しましたが、この曲の圧倒的歌唱に感動したので、WWEのプロレスラー「ストーンコールド」について語…

レインボーを聴こうとして間違って出てきた楽曲(その2)

この曲は意外な拾い物でした。 I Surrender - Hillsong Worship ヒルソング・ワーシップはオーストラリアのキリスト教賞賛音楽グループで、アメリカ等キリスト教が盛んな国家で非常に人気がある模様です。この「I Surrender」はレインボーとは全く異なる世界…

レインボーを聴こうとして間違って出てきた楽曲(その1)

Amazon Μusic UnlimitedやYouTubeでレインボーを聴こうと思い検索したら 全く違うバンドの曲が引っ掛かることが良くあります。 そんな中、意外にイケてる楽曲に出会うこともあります。 これもそんな1曲。 Durotto | দূরত্ব | Rainbow | Audio Jukebox | Bang…

ディープ・パープルは現役のミュージシャンである

70年代〜80年代を彩ったロックバンドの数々、驚いたことに今も普通に活動しているバンドが沢山あります。ジャーニー、TOTO、デフレパード、カンサス、ボストン、モトリークルー、ブルー・オイスター・カルト、チープトリック、ホワイトスネイク、アンヴィル…

Deep Purple 1993 シュトゥットガルト公演を改めて聴いて

Deep Purple 1993 シュトゥットガルト公演を改めて聴き直しました。 この日の演奏は本当に素晴らしい出来です。特にリッチー・ブラックモアは絶好調で、サウンド、リズム、メロディセンス、構成、バッキングの勤勉さ、と全てにおいて完璧に近いプレイをして…

ギタリスト"リッチー・ブラックモア"のルーツを探る その3(追記あり)

5.ロックへのクラシックの引用 15歳の時にネロ&グラディエイターズのライブを見に行った時、グリーグの「山の魔王の宮殿にて」をロックアレンジで演奏していたのに感銘を受けたことが原体験となり、その後のリッチー・ブラックモアのステージでは「山の魔王…

ギタリスト"リッチー・ブラックモア"のルーツを探る その2

3.速弾きへの傾倒 若かりし頃のリッチー・ブラックモアは誰よりも速く弾くことに腐心し、猛烈な練習を日々行っていた。この頃はなんでも速弾きしてしまい、スローやグルーヴという概念は持ってなかったらしい。 後のイングヴェイ・マルムスティーン登場時も…

ギタリスト"リッチー・ブラックモア"のルーツを探る その1

あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願い致します ギタリスト"リッチー・ブラックモア"のルーツに関しては結構書籍でも取り上げられているので、今更感がありますが、レインボー研究所としては避けることのできないテーマと考え、自分なりの考…

ロックバンド 各パートのありがちな傾向

ロックバンドの各パートにありがちな傾向を挙げてみましたー。軽い気持ちで見てください… ボーカル ・自己愛が強く、他メンバーへの興味も薄い。 ・ギターソロには興味がなく、長いのは嫌い。 ・基本的に歌しか聴いておらず、他メンバーの演奏は、自身が歌い…

多分20年早かった名曲

もしかしたら今でも早いかもしれないくらい尖った名曲ですね。 ホンモノのプロの仕事は凄すぎる! モーニング娘。 『そうだ!We're ALIVE』 (MV)

バービーボーイズの新曲は時を感じさせない

バービーボーイズが新曲「無敵のヴァレリー」を発表しました。 無敵のヴァレリー いい意味で変わりないバービーボーイズでした。楽曲も演奏も歌声も全くあの頃と変わらない、本当に凄いことです。 歳をとってもいつまでも変わらない姿を見せてくれることは、…

映画「イエスタデイ」を観て考える、リッチー・ブラックモアがいない世界。

話題の映画「イエスタデイ」を観ました。内容的には色々言いたいこともありますが、ファン的にはジーンと来るところがあるので評価は甘くなってしまいます。 イエスタデイ - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画 映画ではビートルズがいない…

やっているうちに

虹に関わった人達ですが、昔ホームページ時代のコンテンツとは全く異なった内容となっております。 それぞれのミュージシャンのキャリアを追いかけだすとキリがなく、徐々に長文となってきました。こうなると過去にアップした記事も物足りなくなってくるもの…

今更ですが、「レインボー研究所」復活のご挨拶

レインボー研究所という個人サイトを開設したのは2001年のことでした。 当時は個人ホームページ全盛時代で、音楽系のサイトも多数存在していました。著作権等、今よりかなり緩い時代でした。当時、同じ趣味をもつ数多くの方と交流できたのは幸運だったと思い…

レインボーの真価は断然LIVEにあり

レインボーのブートが今でも人気なのは、リッチー・ブラックモアのギターが、日によって全く異なるからだと考えられます。 ステージにおいてもフリーソロはともかく、楽曲中のソロはほとんどのロックギタリストはある程度のラインを守ったソロを弾くものです…

コージー・パウエル博物館

岡山に岡山レインボーというRainbowのトリビュートバンドがあります。

リッチー・ブラックモア"手抜き"の真相?

リッチー・ブラックモアは日本公演では"手抜き"をしているんじゃないか?1982年くらいからファンの間で囁かれだした疑惑です。 当時の私も、それまでのリッチーの素晴らしいプレイと比較すると1982年辺りから急に雑になったと感じていましたし、その後の再結…

リッチー・ブラックモアの継承者

リッチー・ブラックモア自身がジミ・ヘンドリックスやビッグ・ジム・サリバンから学んだように、数多くのギタリストがリッチーから影響を受けています。ここでは何名かのリッチー・ブラックモアの継承者について考えてみました。 1:ウリ・ジョン・ロートリッ…

Rainbowのキーボードプレイヤー

リッチー・ブラックモアほど優秀なキーボードプレイヤーを必要とするギタリストはいないかもしれません。リッチーは基本的にリフ命のギタリストで、バッキングに注力して楽曲をリードするタイプではありません。よってキーボードプレイヤーの仕事が増える事…

ジョン・ロードとリッチー・ブラックモア

Deep Purpleは複雑な歴史を持ったバンドです。メンバーチェンジが多かったり、一度解散して再結成したり、出戻りが生じたり、グダグタな印象を受けるのも致し方ありません。メンバー同士の諍いが多いのも特徴で、リッチー・ブラックモアとイアン・ギランの確…

リッチー・ブラックモアとドラマー

リッチー・ブラックモアは他のメンバーに対する要求が厳しい事で有名です。プレイがダメだとすぐにクビを言い渡す程のイメージですが、実際にはどうだったのでしょうか? 歴代で、リッチーがお気に入りのドラマーといえば、やっぱりイアン・ペイスですね。お…