・Bメロカットについて
→転調からのBメロを削るのは非常に勿体無いとは思う。ただ、実際に完成版を聴くとこれで良かったのだと感じる。Aメロの哀しさからダイレクトにCメロへと繋がり4人のコーラスが聴こえた瞬間に涙がが出た。
Cメロをサビとして成立させるにはBメロカットで正解だと思う。
・ジョンのソロに無理矢理後付けしただけでビートルズの作品と認めたくない
→ビートルズ劇場のメインストーリーはジョンとポールという2人の天才の愛憎劇だが、サブストーリーとして、自分を同列に評価してくれないことに対するジョージの怒りも同時進行している。
推測だが、この曲を聴いたポールはジョンから自分へのメッセージと感じたはず、しかしジョージはポールに対する激しいジェラシーを感じたのではないか?
だからポールはこの曲を絶対に完成させたかったし、ジョージは制作作業から早々に撤退した。
ポールの現役時代も残りは長くないだろう。彼は最後まで1人のビートルのままだったのであり、もしかしたらこれがビートルズの一員として最後の仕事となるのかもしれない。