レインボー再結成に関する思惑
先日リリースされた「Rainbow Live In Munich 1977」のボーナスディスクにはコリン・ハートとボブ・デイズリーのインタビューが収録されていて、コリン・ハートはともかく、ボブ・デイズリーはいくつか興味深いことを喋っている。
一時期、まことしやかにささやかれたリッチー、ロニー、コージーによるいわゆる三頭時代レインボー再結成はボブ・デイズリーの知り合いが中心となって動いていて、もちろんボブ・デイズリーもメンバーに含まれていたらしい。
正直、意外だった。
レインボー再結成を心待ちにしていた人々の中で、ベーシストをボブ・デイズリーにこだわった人は多くはないだろう。というか、あの3人さえいれば後は誰でも良いというのが本音だと思う。(いや、別にボブ・デイズリーが嫌いな訳じゃありません)それが実際は、再結成の鍵を握る重要人物だったなんて…
しかし、よく彼の話を聞いていると、確かにコージーとは再結成の件を話し合っていたらしいが、肝心のロニーとリッチーに直接接触したわけではないんだそうな。某誌によると、3頭レインボーの再結成は寸前まで行っていたとのことなので、他にも再結成に向かって動いていた人がいたってことでしょうかね…