nijiken

ロックバンドRainbowを研究するブログとしてスタートしましたが、幅広い話題を取り上げたいと考え、ブログタイトルを変更しました。

1983年9月6日 イギリス公演 リバプール

Setlist
Spotlight Kid
Miss Mistreated
Fool For The Night
I Surrender
Can’t Happen Here
Catch The Rainbow
Drinking With The Devil
Difficult To Cure(Bass Solo~Keyboard Solo~Guitar Solo~Drum Solo)
Power
Blues
Stargazer~Stranded
Death Alley Driver

Encore
Fire Dance
All Night Long
Maybe Next Time
Since You Been Gone
Long Live Rock ‘n’ Roll ~Hey Joe~Long Live Rock ‘n’ Roll

イギリス公演の初日です、オーディエンス録音があります。
初日なので珍しくデイヴにまでミスが出ていたりと、少し緊張感が感じられる内容となっています。
リッチーのプレイは84年日本公演よりはマシという程度で、あまり良い演奏ではありません。個人的には断然カーディフ公演を推します。
ジョーの喉の調子は初日だけにカーディフ以上ではありますが、基本的にハイトーンはガラガラ声となっています。

ただこの日は観衆のノリが良く、「I Surrender」や「Since You Been Gone」では大合唱ですし「Long Live Rock ‘n’ Roll」の掛け合いでは大いに盛り上がります。(掛け合いがあまりに盛り上がったからか、チャック・バーギが悪ノリして、『We Will Rock You』的バスドラを叩きだすのでヒヤヒヤします)チャック・バーギは良いドラマーですが、唯一の弱点として抑揚に欠けるところがあります。キメのフィルインが弱いのが残念です。

この時期しか聴けない「Drinking With The Devil」に関しては、カーディフより良い演奏と思います。