nijiken

ロックバンドRainbowを研究するブログとしてスタートしましたが、幅広い話題を取り上げたいと考え、ブログタイトルを変更しました。

1984年3月11日大阪公演

Setlist
Spotlight Kid
Fool For The Night
I Surrender
Can't Happen Here
Catch The Rainbow
Miss Mistreated
Difficult To Cure
Power
Blues
Stranded
Death Alley Driver

Encore
Fire Dance
Maybe Next Time
All Night Long
Woman From Tokyo
Since You Been Gone
Smoke On The Water

「リッチーのプレイの問題はアティチュードだけだ」みたいな事を以前ジョン・ロードが言っていました。1981年くらいまでのリッチー・ブラックモアはどの公演においてもほぼ安定して素晴らしいギターを弾いていますが、1982年以降は日によってばらつきが大きくなっており、良い日と悪い日がハッキリしているように思います。

Rainbowの最終公演となった3月14日の武道館公演はオフィシャルな映像が残されていますが、この日は何故かオクターバーがずっとかかったままで、プレイの構成やフレーズも雑に感じられ、あまり好きなステージではありませんでした。

ところがその3日前の公演は素晴らしいギターを弾いています。オクターバーは必要な部分でしか使われておりませんし、全体的にかなりテンション高めの演奏となっており、3月14日武道館は一体何だったのか、と思ってしまいます。
「Catch The Rainbow」は後半部のソロがあるロングバージョンで美しく激しいプレイですし、「Blues」の掛け合いはとても熱い!全編非常にヤル気に満ち溢れたプレイが聴けるステージとなっています。

この日はオーディエンス録音で確認できます。歓声が大きく、相対的にステージが遠く感じる音なのが残念ですが貴重な音源なので文句は言えません。